pagetakaBlog

最近リフォームと鳥取県日南町の記事多め。写真、PC、ネット等の話題も

物撮り:スーパードライ缶

<スーパードライの物撮りは手ごわいな~>

先だってから、銀色というか鏡面というかアルミの反射、というか缶ビールのスーパードライを撮るのに苦労しております。解決の目途がある苦労であればそれなりにやりがいもあるのですが、なかなか思うようにいきません。もっとも、思うように撮れるはず、という思い込みがちゃんとした解決策があるのかないのかわからないまま、やみくもに試しておりますので、いうなら「無駄な鉄砲も数打ちゃ当たる」式の、または「泥縄」式の、物撮りであります。

ライトは真上からのボックスライトです。

<自分やカメラが写らないようにする>

缶が銀色でありまして、色や形が写ります。

[写真:自分の指やカメラの上部が写っているコマ]
[写真:自分の指やカメラの上部が写っているコマ]
直上の写真①②は同じコマの同一部分で、上半分(同①)は該当部分をわかりやすくするため説明、マスクなどを施しています。下半分(同②)は撮ったままの状態です。指やカメラ上部が写りこんでいるのがわかります。

これらをなくし、すっきりした正面を撮りたいと妄想している爺であります。しかし、鏡面なのに黒っぽいカメラなどが写らないようにするなどということは、なかなか想像できません。レンズを塞ぐように白い紙を置けば黒い映り込みはなくなりますが、レンズ前ということは、レンズを通して撮影対象(缶)は見えなくなるということであります…。

で、カメラ周りを白いフェルトや紙などでレフ板のようにしますが、結局レンズは缶と正対しておかなければならず、どうしても映り込みを避けることができない…シクシク。

この間、多少なりとも工夫が前進したといえば、白い穴あき紙の位置が、撮影対象から遠ざかるほど、缶への映り込みは小さくなるということぐらいです。

<Photoshopの力を借りて>

結局撮影だけでは妄想したようなことになりませんので、Photoshopの力を借りました[写真下]。

物撮り:スーパードライ缶
[写真:物撮り・スーパードライ缶]

今回は、100mmマクロレンズを使い撮りました。Photoshopでイロイロ加工し、最後は、一番上に「オーバーレイ」レイヤーを配置し、白を縦帯状に塗って、不透明度と周辺のぼかしを調整して仕上げました。

<妄想>

径の小さいレンズで撮る、白い穴あき紙の位置を撮影対象から遠ざけ(カメラに近づける)一定の明るさを確保する、というようなことで缶に映り込む黒っぽいものをできるだけ小さくする、ということができれば、もう少し前進できるのではないかと妄想しました。

使用レンズの黒い映り込みが、撮影対象にある黒い文字などの範囲に収まれば、結果的に映り込みは見えなくなるのではないのか、と重ねて妄想した次第でありました…。