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VSCode:Rubyのデバッグ環境をつくる。

<前説>

これまでなかなかできなかった(失敗続き)VSCodeを使ったRubyのデバッグ環境を何とか作ることができました。
pagetaka.hatenablog.jp

あれやこれやらがどういう関係にあるのかもわからず、とりあえず、なんとなくできたわけです。

|PC環境など|
  • Windows10(64)
  • VSCode
  • VSCode拡張機能として Ruby、Ruby language support and debugging for Visual Studio Code をインストールしています。
  • これまでに何回かデバッグ環境作成に失敗しています。今回、清算し新たに、というつもりで、これまでにインストールした拡張機能、gem install、.vscodeフォルダ、rbスクリプト(Rubyファイル)などは削除しました。
  • この結果、VSCode立ち上げ時、launch.jsonやデバッグ環境構築に関する構成はありません(おそらく)。
|今回実現したいこと|
  • VSCode上でRubyデバッグを走らせる(できればエラーなしで)。
  • そのために、最低限必要な環境を構成する。
  • Rubyのコマンド予測、タブ位置揃えなど、副次的な要素は無視する。

<デバッグ環境構成の概要>

  • Ruby用作業フォルダを作成する(デスクトップに「rFolder」フォルダを作った)
  • VSCodeを起動し、ファイル→フォルダを開く→「rFolder」フォルダを選択・確定
  • 簡単なrubyスクリプトを作成・保存する(「rFolder」フォルダに保存される)
  • デバッグ環境を構成するため、「Debug Local File」を使用し、一部修正・保存(詳細は、VSCode:Rubyデバッグできない。環境、構成をつくりなおす、gemのアンインストールなど。参照ください)
  • VSCodeのターミナル画面から「gem install ruby-debug-ide」を実行(少し時間がかかる)

以上が、デバック環境を作る作業の概要です。詳細は、VSCode:Rubyデバッグできない。環境、構成をつくりなおす、gemのアンインストールなど。参照ください。

<実際のデバッグ作業>

先に作った、Rubyスクリプトを開き→[F5]→デバッグコンソールに結果が表示される("puts"など画面表示の命令があれば…)。

以上です。なにか設定やスクリプト(プログラム)にエラーがあれば、表示してくれますので、それを読み解き解決する必要があります。

<ruby初心者が自前でデバッグ環境作るの難しいと思った>

とあるrubyの本買ったら、初心者向けなんですけど、コンソール画面だけでするようになっているんですよね…。爺がねじり鉢巻きで何回もVSCodeでデバッグ環境を作ろうとして失敗したのが、それなりにそういうものだというのが分かります。

でも、どうせやるなら、開発環境をできるだけよい状態で整えたいですよね…。ということで、爺はやってみたのでした。
pagetaka.hatenablog.jp

<10/3追記:デバッグでgetsできない>

|gets|

キーボードから入力を受け付ける「gets」をつかうことができません。また、launch.jsonで「console」が使えない属性であることが表示されました。なにか解決の方法はないものでしょうか…シクシク。

Ruby Interpreter(CUI)では当然のことながら「gets」があってもエラーにならず、キーボードからの入力を受け付けてくれるです。

|${file}|

launch.jsonのうち「${file}」のところでエラーがでることがあるみたいです。ファイルから開かず、フォルダを開く(=作業用に設定したフォルダ)からやると大丈夫みたいです。

|新しいファイル|

フォルダを開くから始めず、rubyスクリプト(ファイル)を書いて保存したあとデバッグしようとしたら、ほとんど何も起こらない、みたいなことがあります。

まず最初に、ファイル→フォルダーを開く(対象は、自身が作業用に指定したフォルダ) から作業を開始し、それから新たなファイルを作ると、デバッグ環境が自動的に適用されるみたいです。自身が作業用に指定したフォルダには「.vscode」フォルダがあります。これを目印にすると、現在位置を見失った時に便利かもしれませぬ…。