7月8日、総理会見ではコロナで「今一度」と言ったのに…。
と7月8日に菅総理は冒頭発言しました。
発言では「(略)ワクチンの効果が更に明らかとなり、病床の状況などに改善が見られる場合には、前倒しで解除することも判断いたします。」ともしており、ワクチンで対コロナ抑え込みが成功し、オリンピック成功、宣言解除の道筋を見ていたようです。
「今回が最後の宣言」かの質問に答えない総理
記者質問では、最初の質問者が「(略)今回が最後の宣言と言い切れるのか、お示しください。」(北海道新聞)としたが、総理は答えず、「総理、最後の宣言と言い切れるのかどうか質問しているのですけれども。」と質問者が重ねて問うたところ、内閣広報官(司会)が「追加の御質問はお控えください。」と制し、結果的にうやむや状態になりました。
ちゃんと答えてほしいですよね。総理側が回答モレなわけで、追加質問ではないのかと…。内閣広報官のサバキは大問題と見えます。
8月末までの間、今回の宣言が最後となるような覚悟:総理会見7月30日
7月30日総理会見は「東京都、沖縄県の緊急事態宣言を8月31日まで延長することを決定いたしました。」としました。
7月8日「宣言」で「最後の発令か」と問われ答えないままとなっていました。そして今回は「延長」ですから、確かに「新たな発令」ではなさそうです。8日会見では「前倒しで解除」の可能性を示唆しており、現状は大きな齟齬を生じています。
30日会見で総理は「(略)8月末までの間、今回の宣言が最後となるような覚悟で、政府を挙げて全力で対策を講じてまいります。」と締めくくり部分で明らかにしました。
質問に向き合わない菅総理
30日会見で、コロナ対策で「具体的な(略)目標」を問われたものの総理は答えず。記者が「具体的な目標は、今の目標は。」と回答モレを指摘すると、内閣広報官が「自席からの御発言はお控えください。」と制していました。
- 都合の悪そうなことは答えない
- 回答モレを指摘されると
- 内閣広報官が重ね質問だとか自席発言とかの「理由」を見つけて制する
- 次に進む
これって、ダメダメ状態と見えます。