1日、鳥取県日南町でのリフォーム作業(二泊三日)から岡山市西大寺に帰ってきました。今回は、排水対策の暗渠改良に疎水材として「粗朶」(そだ)を使ったというトピックです。

- 前説:疎水材に「もみ殻」を使う予定だったけど…。
- ハイマツが繁茂しすぎて通路をふさぎ出したので思い切って刈り込むことに…。
- 親戚に「疎水材」を尋ねると「昔はソダをしていた」…と…。
- 底から粗朶、砂利、不織布、そして埋め戻しの土をかぶせ暗渠にしました。
- 開渠と暗渠の働きを見ることにしました。
- 残りの暗渠化作業は「もみ殻」追加し、不織布+埋め戻し土…か……。
前説:疎水材に「もみ殻」を使う予定だったけど…。
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7月30日午後、日南町にある築50年以上の木造平屋に到着。これまで作業した開渠、排水浸透桝には水が無く、一応機能しているのがわかり安心しました。しかし、降雨量によっては開渠に数日間水がたまり、床下が心配です。これを改良したいということで、暗渠疎水材(PDF)に「もみ殻」を使う予定でした。物置を確認したら、少量…ありました。
明らかに不足…どうしたものかと考えつつ、開渠の底部に狭小の溝を準備しました。もみ殻の使用量が少なくて済むか、と。
ハイマツが繁茂しすぎて通路をふさぎ出したので思い切って刈り込むことに…。
31日、結局、ハイマツ(キャラボク)を刈り込み枝葉を開渠底部に「粗朶」として放り込みました。もみ殻は使いませんでした。
「もみ殻」から「粗朶」へと「疎水材」が変わったのは、「瓢箪から駒」的なことでした。
奥様から、「ハイマツが大きくなりすぎ邪魔」とのお言葉が出発点でした。奥様のご指示なので、排水対策より「優先」です。ハイマツの剪定で移動・運搬通路と快適な作業スペース確保に全力注力の爺………。
剪定した枝葉を別場所に片付けず、開渠に放りこむ「手抜き」が結果的に「暗渠疎水材」になった「横着」、とも言えます…。開渠とハイマツは隣り合わせのような位置関係だったので、楽でした。
親戚に「疎水材」を尋ねると「昔はソダをしていた」…と…。
31日午後、用事で親戚を訪ねたときに、昔の排水対策を教えてもらいました。もみ殻を使っていたのは予想通りでしたが、すでに手持はないとのこと。違う材として「昔は、雑木、薮木を切り、束ねてソダにしていた」とのことでした。「ソダ」というのは初耳。「暗渠疎水材」の名称でした。束ねるのがポイントみたいですが、爺の作業の方向性はそう違っていなかったのかと…。
帰宅後、改めて開渠に放り込んだハイマツを眺め、束ねるかどうか思案しました。藁縄があれば良案ですが手持ち無し、購入には片道10km以上車を走らせなければ…。結局、開渠に設けた数カ所の浸透桝の上にかぶせる部分だけ密になるようハイマツを束ねて置きました。化学繊維紐なのでチョット躊躇しましたが、使いました。それ以外の部分は、長靴で「粗朶」を踏み、底の狭小溝に押し込みました。
底から粗朶、砂利、不織布、そして埋め戻しの土をかぶせ暗渠にしました。
暗渠にしたときの水の通り道(狭小溝)を「粗朶」(そだ)で確保し、その上に砂利をかけ、不織布で覆い、埋め戻しの土が下へ流れ込みにくいようました【頁先頭付近の図】。これで良いという確証がありませんので、移動・運搬に必要な場所のみ暗渠にしました。三分の二は、粗朶と砂利だけで、開渠のままにしています。
不織布を使う前の作業途中の状態が下の写真です。

開渠に放り込んだハイマツ②【写真上】を、底の狭小溝①【同】へ長靴で踏み込み、その上に砂利をかぶせました。開渠終端に設けた浸透桝上の③【同】は、細粒の泥、土が集中するだろうと思い粗朶と砂利を厚くし傾斜もつけました。このあと、不織布をかけ土を埋め戻しました。
開渠と暗渠の働きを見ることにしました。

床下から土台下を通過した水が屋外の開渠へ、それが排水浸透桝で地中へ浸潤し、ひとまず大丈夫と思っていたら、降雨量と水田湛水期には浸透量が足りないことがわかったのが7月中旬でした。
これを解決するため、開渠を延長したのが7月下旬。しかし、屋外作業時の移動・運搬に支障がでたので、一部を暗渠にしたのが今回でした。
「今回作業結果は失敗なのでもう一度開渠にし疎水材を含め再検討」などとなったとき土を掘り起こすのが厄介です。それで、移動・運搬・作業などに支障がない程度ということで、三分の一を埋め戻し暗渠にしました。
残りの暗渠化作業は「もみ殻」追加し、不織布+埋め戻し土…か……。
開渠のままのところは、必要性が低いとはいえ人間の屋外作業にヨロシクありません。足をくじいたりする可能性もあります。周囲に掘り出した土が積まれており、利用しにくい状態です。いずれ、暗渠にするつもりです。しかし、疎水材などをどうしたものかと、思案しています。また、砂利が足りてないというのも開渠のままの理由です。
改良という意味では、砂利の上から「もみ殻」を投入しその上に不織布をかけるというのも一案かな~と。砂利や粗目の砂は、用水路の溝掃除のとき得られます。リフォームで発生するコンクリ廃材を小さくしても用意できそうです。一気に大量準備できないので時間が必要です。
金がかかる塩ビ管や透水管などを使う方法は無理……。「暗渠排水」「排水浸透桝」がこれから10年程度機能してくれればと希望・妄想中…。
最終的に、表土はもともとの田んぼの土にし、なにかの植栽ができるようなればうれしいです。