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古い鉋を直してます:鉋身の裏、鋼一部欠損…。

【鉋身の裏:裏出し作業で裏押し面積小さくなる、一方、鋼一部欠損】
【鉋身の裏:裏出し作業で裏押し面積小さくなる、一方、鋼一部欠損】

前説:裏出し、台直し、刃口調整、木っ端返し調整

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切れ味はともかく使えそうなことが分かったので、刃を研ぎました。

裏押しで確認し、再度「裏出し」

鉋身の裏を軽く研ぎました。その結果、先頭写真の青と黄の部分が少し研げました。裏出しする昨日以前は「裏すき」部分がかなり狭くなっていました。研ぐ面積が広いので大変、ということもあり、本日改めて「裏出し」し調整しました。

その後、裏押ししてみたら青の部分が研げました。だいぶ面積が狭くなりました。前進です。50年以上前の鉋でこれまでもかなり手入れしながら使ってきたモノのようです。裏出しなど「鋼」がどこまで耐えることができるのか…ビクビクです。

「裏出し」過程で「鋼」(はがね)が一部欠損

「裏出し」作業の結果鋼の部分を数カ所欠損しました。シノギ面を金槌で叩き「裏出し」するとき、刃先を叩かないよう気をつけていましたが、作業中見えなくなる裏側で「金床」などに当たる部分が一部欠損してしまいました。

幸い、刃先でないので当面の問題はありませんが、鋼欠損が広がったということがないよう気をつけなければなりません。