3~5日、鳥取県日南町へリフォームに行ったけど、上手の田んぼには水が…。
3日お昼ごろ、今年41回目のリフォーム作業で、鳥取県日南町にある築50年以上の平屋へ到着しました。日南町では、1日・2日と合わせ200mmほどの雨が降り、水田、用水路に水が一杯でした。
上手の田んぼにも水がいっぱいあり、平屋の床下にも水が結構ありました。意外なところにカビが生えていました。5日午前、床下の水がだいぶ少なくなったのを確かめ帰路に着き、午後3時頃、岡山市東区西大寺に帰着しました。
用悪水路の水は行き場を失い、下手の田んぼに流れ込んでました。
1、2日の大雨で、用悪水路から水があふれた様子が、雑草の倒れ具合でわかります【写真上】。家の西側を南から北方向に流れ、貯留枡があるところで西方向へ90度曲がるところです。泥や砂利土がたまりやすい場所です。下手の水田が稲作してないので、用悪水路の手入れも不十分なままのようです。4日午前も下手の水田にかなり流れ込んでました。
4日午後、少し水路のごみを浚いました【写真上】。本来の水路方向(写真上方向)には大量の雑草があります。これを取り除いてからでなくては、水路をきれいにすることができそうもありません。
普段から水路の維持管理ができていれば、こういうことにはならない…とは思うんですけどね。田んぼで耕作してないということは、水路維持も不十分になる、ということなんでしょうね。
上手の田んぼに水が…。
上手の田んぼに水がたまってました【写真上】。宅地より50cmくらい上にあります。5日に帰る時までに、この田んぼの水がなくなることはありませんでした。
穴を掘っていると水が…【写真上】。西側は暗渠排水が水の進入を防いでいるはずなので、この水は、南側の上手の田んぼから来ているのか…?
水の道が! 排水対策をしなくては…。
宅地の南の縁に孟宗竹を杭立てしました。穴を開けているときに、ズボ・ズボッと水の音が聞こえました。40cmくらいの深さの穴を4カ所掘りましたが、水が出たのは1か所だけでした【写真上】。おそらく、50cmほど高い位置の田んぼから続く「水の道」があるのだろうと思います。
今年6月までに家の西側に暗渠排水を作りました。山側からの水と屋根西側の水を排水するためです。家と平行にあるこの暗渠排水路により床下への水の浸入は対策できただろうと思っていました。しかし今回、床下の水は基礎石を覆い、束(クリの木)に達している箇所がありました。
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南側の田んぼから「水の道」があるとすれば、今回の床下の水の説明がつきやすい状況です。
対策としてできそうなのは…
- この竹杭穴付近に排水浸透用の穴を掘って効果を試す
- 床下の排水対策として、浸透穴または既設床下水路を改良する
- 竹杭穴付近から、家の北側にある暗渠排水路(地表から50~70cm程度)に流すよう水路をつくる(開渠または暗渠)
…などでしょうか。
5日お昼前、上手の田んぼの水位、少し低下しているように見えました。床下では基礎石が見えだし、「一面の水」という状況ではなくなりました。床下から屋外へのサイフォン排水、それにつづく暗渠排水(北側)が機能しているのだろうと思います。少し気をとり直して帰路に着きました。