大雨の結果、床下は水の海…。
1,2日に大量降雨があった日南町です。築50年を超える平屋床下に大量の水浸入がありました。暗渠排水、排水浸透桝などで、床下の水はけを改良してきましたが、排水力が及ばず、今回、床下には水がいっぱいありました【写真下】。
床下90cmにある地面には周囲から水が入り込む。
元々田んぼだったところに家が建っています。家の広さと同じ面積を50cmほど掘って束石を据えています。周囲から水が浸入します。
これまでに、床下に浸透穴、水路をつくり、家の北側にサイフォン式排水をつくり屋外に水を誘導し、暗渠排水で下手に流しています。あわせて、山側からの浸入対策として、西側に家と平行に暗渠排水をつくり北側の下手に流路を確保しています。この結果、床下の「水の海」はほぼなくなっていました。対策は効果をあげていたと思っていました。
しかし、今回の降雨の結果、床下は「水の海」で、不十分な対策だったのがわかりました。
押し入れに黒カビが…。
押し入れにザツザツとしたモノが入っています。主には子どもたちのモノです。押し入れからモノを全部出し、敷いていた段ボールには白カビがありました。それを取り出し、押し入れの床面が見えるとそこには黒カビが…【写真上】。
部屋を木工作業場所にいしていた都合で、引戸を閉めホコリが入らないようにしていたのが、湿気がこもりカビが発生する原因になっていたのかと思います。可能な時は引戸を開けようと思います。
押し入れの床面と壁面はカビが生えてない所もフニャフニャになっているところがあります。50年以上経過した合板です。取り換えの必要がありそうです。
腰窓にカビが…。
窓サッシに結露が発生します。OSB板、構造合板で隙間風を防ぐようにリフォームした部屋です。寝室に使っています。先だっては、部屋入口の引戸隙間を塞ぐ作業をしました。結果、通風が悪くなったのかと想像してます。腰窓の板にカビが生えてました【写真上】。二重床にし、窓側は二重壁にし、部屋の通風を確保していたつもりでした。しかし、部屋内部から外に向けての空気の通り道が不十分のままのようです。
今年3月19日、3か月ぶりに家の中に入ってみると、結露とカビがありました。その時来の腰窓のカビです。窓を開ける時間を長くし気を付けていたつもりでしたが、十分でないことが今回分かりました。部屋から外に通じる空気の通り道を設けようかと検討中です。
屋根裏・天井裏に上がる所はホコリだらけで…。
天井裏にはほこりや土がいっぱいあります。土は、屋根を瓦からガルバリウム板に交換した工事の残滓です。カメムシも暖かいところにいっぱいご滞在中です。
天井裏につうじる通路になっているところにある開き戸だけでは対応できそうもないので、踊り場になっている場所を包み込むように壁などを取り付けようかと思案中です。でも、今年はあとわずか…できるかなあ~。