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「水の道」に浸透桝をつくりました。

追記11/20 続きこちらから:排水浸透桝:上手田んぼの一部に水がありましたが、床下は「水の海」ありませんでした@日南町 - pagetakaBlog

【11日午後・日南町:螺旋穴掘り器(手前)と石で埋めた「排水浸透桝」】
【11日午後・日南町:螺旋穴掘り器(手前)と石で埋めた「排水浸透桝」】

前説:11月初旬の大雨で床下が「水の海」になった原因のひとつ…では?

鳥取県日南町にある築50年超の平屋床下が、11月初旬の大雨の影響で「水の海」になりました。水が主に流れているだろう山側の用水路沿いからの浸入を防ぐために、家の近くに平行に暗渠排水を設けています。これで床下浸水の心配は低くなったと思ってました。

上手の水田が稲作しておらず、水をためることもありませんので、床下の水や湿気は格段に低下していました。それが覆ったのが11月初旬の大雨でした。宅地上手の水田に水がたまっていました。宅地外周に杭を打とうと思い、穴を開けていたところ、水が出てきました。

4日ころには地表から20cmくらいのところに湧き出た水が見えました。数メートル離れた場所の杭穴では水が出てくる様子はありませんでした。

「水の道」を深堀しました。

地表から30cm深さくらいまでスコップで掘りました。水は湧き出ませんでした。田んぼの水が引いているので、そんなものだろうと思いました。

さらに深い位置の穴掘りは、直径8cmくらいの螺旋もついた手動穴掘り器を使いました。地表から90cmくらいで少し水音が聞こえだしました。穴掘り器先端は地表から110cmくらいに達したと思います。岩盤に当たったような感触でした。どういう名前かよくわかりませんが…「探土棒」「突き棒」「金剛棒」…直径3cmくらいで先端が尖った鉄棒を使い、突き当たった固いモノが壊れないか何度も穴に突き刺してみましたが、崩れる様子はほぼなく、あきらめました。

あけた穴に「バラス」を放り込み浸透桝にしました。

直径10cm程度の円筒形の穴が地表から110cm程度に達しています。上手の水田の底、目前のコンクリ排水口底(この下に「水の道」と思しき痕跡)より80cmくらい低い位置まで掘ったことになりそうです。

家の床下の地面は、周囲の地面より40~50cm低い位置にあります。今回掘った穴は、床下地面よりも60cm程度深い位置に達しているのではないかと思います。

上手水田からの水量にもよりますが、穴は「排水浸透桝」として働く可能性があるのではないかと妄想してます。穴が周囲の土で埋まってしまわないよう、バラスを放り込みました。スコップに空けたところには石を放り込みました。

「排水浸透桝」として十分機能してくれるか、経過を見守りたいと思います。もし、「水の道」の本流を外していたり、不十分な機能しかなければ暗渠排水につなげなくてはならず、追加作業がつらそうです…。

家の床下の「水の海」は、床下地面が周囲の宅地地表面より低いため、対策はなかなか困難です。これまでに「暗渠排水」などしてきました。今回の「排水浸透桝」が最後の作業であれば、と祈る今日この頃。