<部首火に旁庚>
「火」が部首で、「庚」が旁(つくり)という分解は間違ってないのですが、爺の持っている漢和辞典、安物の中国語辞典には掲載がありませんでした。
MS-IMEで手書きでも浮かんできませんでした。ということで、この項の字を分解したとおりにネット検索し、やっとヒットしました。
<台湾の食堂メニューにある「焿」>
爺がこの字を見たのは、ネット上の台湾紹介の記事にある写真でした。「炒飯」「炒麺」などのとなりに「焿」がついているメニューがあるわけです。
<「焿」はスープの意味らしい>
とろみがあることが条件らしい。それが必須かどうかはともかく「焿」はスープ(とろみ系)の意味らしいです。
「湯」というのもスープを現すのではないかとおもうのですけど、こちらはとろみなし系という感じでしょうか、経験としては…。
「焿」は「羹」に近い意味があるように受け取っております、爺は。
なにせ「羹」は「羊羹」(ようかん)の一部をなす字ですから、煮凝りとか凝固とかそういった感じに近そうですよね、と勝手に想像。「焿」と「湯」を使い分けるときは、やはりとろみの有無なんでしょうかね。