- 今年44回目のリフォーム作業は、主に天井裏作業でした。
- 何から整理するか戸惑う爺。
- 梁間に渡す材木を優先してとりだしました…。
- ホコリが一杯…。
- 梁間に構造合板を張りました。
- 半畳押入れ天側にも蓋をつけました。
- 天井裏に何があるか確認できたけど、繊維ホコリ・泥土の掃除は大きな課題…。
今年44回目のリフォーム作業は、主に天井裏作業でした。
22~25日まで3泊4日の行程で鳥取県日南町にある築50年超平屋のリフォーム作業をしました。今回の作業は、主に天井裏(≒屋根裏)を整理しました。
天井裏の現状は以下の通りです。
- 繊維、泥土の汚れが一杯:かつて縫製工場で繊維が5mm厚くらいに積もっている。泥土は泥敷の上の瓦をガルバリウムに替えた工事でかなり大量に落下。いずれも35年、25年以上前までの出来事…。
- 棟と天井裏の間は立って歩けなくもないが足元が不安定:梁と梁の間に板を敷くなどし歩きやすくしてないので、屋根用の柱をつかみ筋交いを避けて移動。いつ天井裏を踏み抜くか少々心配。
- 天井裏・押入れ裏には古いアレコレが一杯:角材、板材など長さもバラバラなのが結構いっぱいありました。水道関係資材、暖房器具、子どものおもちゃ、大きな鋸などもありました。
- 天井裏に通じる通路にゴミが落ちてくる:半畳大の押入れの一段目(約1mの高さ)から屋根裏が見える状態です。風が吹いたりすると、泥土が一段目に落ちてきます。どういうわけか、カメムシ、足長バチもご滞在です。
何から整理するか戸惑う爺。
繊維、泥土の堆積は棟木の上側はもちろん、その他の梁、天井裏にも一杯あります。これを掃除するには足元を整えないとできません。足元には長年にわたり放り込まれた木材などがあり整理する必要があります。木材を移動するには丈夫な梁間に受け材を渡さなければいけません。その受け材は木材のアレコレの下の方にありどけないといけません。屋根裏の作業に必要な照明は10月にコンセントをつけたのでこれは大丈夫でした。ホコリがすごいのでマスクは必須。ヤワな箒で掃いても繊維は取り切れません。強く掃くと乾燥した泥土のホコリが舞います。掃除機を使うことも考えましたが、すぐさま目詰まりと収容量一杯を起こしそうで、手作業…となりました。
なお、繊維、泥土ホコリが室内に流れ込まないよう、天井入口になっている半畳押入れの開き戸をシッカリ閉めました…。
梁間に渡す材木を優先してとりだしました…。
何が天井裏にあるかわからない状況です。梁間の渡しにつかう材を用意しないことには片付けが進みません。渡し材につかう材を選り出しながら、簡単な種類分けをしました。そのうち、渡し材が見つかり、丈夫な梁間に置いて作業を続行しました。
梁間の渡し材の上には、長短ある木材を主に置きました。水道関係、木工道具などは別のところへとりあえずまとめ天井裏・押入れ裏に隙間を作りました。
ホコリが一杯…。
20世紀、21世紀の汚れ、ホコリが一杯でしたので見える範囲を掃きました。まあ、昔のできごとですが、すごい量でした。とりあえずの場所だけホコリを集めました。天井裏など直接乗るのをためらう場所は手の届く範囲でやめました。
半畳押入れにホコリが落ちてくるのが少なくなるよう、付近の天井裏は比較的時間をかけました。
屋根裏にはハチの巣が3個ありました。いずれも手のこぶし大でハチは飛んでいませんでした。ホッ
電線に引っかからないよう気をつけました。
梁間に構造合板を張りました。
梁間に補助梁を渡しました。構造合板2枚分を張り床面ができました。一枚には天井裏にあったアレコレをまとめ、もう一枚分はできるだけ空け、作業スペースにしました。
丸太の梁と角材の梁の間に渡した補助梁をつくるのに少し時間がかかりました。
家の床から天井裏に構造合板を上げるのに苦労しました。大きさと重さに対応するのが大変でしたので、25mm構造合板は二つに切断し、半畳押入れを経由し天井裏に上げました。半畳の大きさを空けといてくれたことに「感謝」です。
棟と天井裏にはギリギリ立ち上がれるくらいの高さで床面ができたので、安心して立ち上がることができました。ただし、屋根裏には釘が飛び出してました【写真下】。頭部にけがをしないよう切削しました…。
半畳押入れ天側にも蓋をつけました。
壁の一部と天側が塞がれてない半畳の押入れです。屋根裏にあったベニヤ板を使い半畳押入れの上部壁側を塞ぎました。今回は固定しませんでした。半畳押入れの天側にも合板を置き塞ぎました。釘やビスは使っていません。ホコリやカメムシの進入が減るのか効果を確認しながらどの程度塞ぐのか考えたいと思います。なにせ、カビだらけだった別の押入れの空気の通り道の一部になっているので密閉はできない…でも、ふさがないとカメムシ来襲…さてどうしたものか。
天井裏に何があるか確認できたけど、繊維ホコリ・泥土の掃除は大きな課題…。
今回、天井裏を整理した結果、30年来手付かずだった場所に何があるか把握できました。おおざっぱですが分類もできました。狭いながら床面もできました。しかし、天井裏全体で見ると、縫製工場として使っていたころの繊維ホコリ、瓦葺き替え時の泥土が落下したまま、という状況はほぼそのままです。棟木の高さから天井裏までいっぱいあります。半畳押入れにホコリが落ちないよう気をつけながら、どうやったら綺麗にできるのか、すでに来年の課題…かと。3年でリフォーム作業すまなかった…ということに。