物置の骨格材を緊結するボルト締め
物置の骨格材の刻みが見通せたので、これまでに仮組・仮置きなどしました。
今回の作業では、(1)骨格木材を緊結する金具とりつけ、(2)防腐剤塗装、(3)骨格木材据えつけ、(4)屋根刻み・仮組み・仮設、などを行いました。
45mm座繰りビット:手持でブレる、軸も太い。
20mm座繰りビットは普通の6.35mmの六角軸でしたが、今回買った45mm径の座繰りビットは10.0mm径でした(メーカーによって径はイロイロあるようです)。ふつう使っている電動ドライバーに合致するかどうか、事前に確認が必要でしたが、爺は45mm径だけに目が行き、軸太さ(シャンク径)を見ていませんでした。
実際の使用は、電動ドリル(留め方は「チャック」方式)で45mm座繰りビットはギリギリ収まりました【写真上】。
用意した円形座金の直径は45mmで、これを埋め込めむよう座繰りをしようとしているところです。
手持ドリルでキッチリ座繰りするのは難しい……。
20mm径では感じませんでしたが、45mmで異なる感じになったのは、手持ドリルでブレないよう掘るのはなかなか難しい、ということでした。
初めての径ということで、練習してみました。
簡単に中心点に切り穴を開け、真上から削るよう電動ドリルを押し付け、座繰りしました。しかし、座金が収まっているのは右寄りです。掘るうちにズレていったのがわかります【写真上】。
数回練習しました。
- 中心点に空ける穴を少し深くしてみました。少し改善されました。
- 真下に押し当てるようすると削りがナカナカ深くなりません。
- 刃を片当てすると穴は深くなりますが、斜めに掘っている感じです。
手持ドリルで円形に座繰りするのは、(1)事前の中心点穴のあけ方、(2)ドリル回転数や、押し当て圧など、塩梅の良い状態を見つけるのが難しそうです。手持より固定の方が良さそうです。
座繰り位置が外から見えないのであれば、貫通穴を少し大きめに開け、ボルトは少し細いのを使って、多少余裕のある貫通穴、ボルト、座金の状態にするのがラクそうです。設置位置の歪みなどが出た場合、ギリギリの太さにしていると、ボルトが通らず緊結できないということにもなりかねません。
防腐剤を塗りました。
物置材の作業は貫通穴、座彫りなどをすませ、事前に取り付けられる隅金具をとりつけたのち、木組みをいったんばらし防腐剤を塗りました。土台部分は二度塗りになります。
貫通穴、ほぞ穴などはなかなか防腐剤をチャンと塗るのは難しいですね。ハケで塗っても毛先が届きませんし、大量に垂らしこむわけにもいきませんし…。歯ブラシでも使えば良かったのか…とあとになって思う…。