複数執筆者が複数カテゴリを書いているWPサイトの特定分だけエクスポート
爺が生活している身近なところにあるサイト管理体制の変更があり、同居していたとある団体の記事、リンクする画像などを抽出・エクスポートする必要が生じました。
複数の執筆者がいろんなカテゴリを長い年月にわたって書いている、というWPサイトなので抽出する条件に悩みました。WPにある ツール→エクスポート→投稿/固定ページ→カテゴリ+投稿者+始終日付→エクスポートファイルをダウンロード（xmlファイルができる）という手順を何回か組み合わせ、作業しました。
メディアの抽出で固まった
WPのメディア（画像、PDF、音声、動画など）は、年フォルダの下に月別フォルダを設けて保管してあります。
とある年月のフォルダには22,000個近くのメディア・ファイルがありました。集中的に各種作業していた時期のフォルダなのでパンパンな状態、と言っても過言ではありません。この中から600程度のファイルを抽出するという作業…。もちろん、と言っては言いすぎかもしれませんが、（爺はやらないですけど）全角文字を使ったファイル名もあり、DLしたら文字化けする、その結果意図せぬ「特殊文字」も生じ…と目に見えるトラブルの山…。これが、何か月分も何か月分もあるのでした…シクシク。
まあ、根性しかありませぬ…。人間の手作業くらいいい加減なものはありません…けど、仕方のないことかと。
XMLファイルから、aタグなどをより出す作業をEXCELでやってみた
ひとつのXMLファイルとしては抽出できてないので、複数のXMLファイルを相手にということですが、XML→CSV→EXCELなどの変遷を辿り、余分なタグや空白を除去しつつ、メディアファイルに関係しそうな部分だけを残す作業をやりました。このためだけにマクロ書くのも面倒でしたので…「検索・置換」を正規表現などもつかいながら作業しました。
XMLファイルには同一メディアファイル名が３～４回登場（Wどころのことではないのです）しまして、それも処理しながら、必要ファイルのみ抽出…。いつ終わるとも果てしないファイル数…。
全部を書きだし、全部を移行する方が簡単
今回作業してみて思いました。全部を書きだし移行する方が簡単、ということです。
こういうことが起こるときに思うのが、目に見えないもの・形のないもの正しく評価もしてもらいにくい、その作業に携わる技術や時間の評価も、という現実です。
とある団体がサイトで同居するようになった経過は、金銭難が理由だったかと記憶しています。最初は、HTMLサイトの同一敷地に長屋住まい（屋根が一緒＝FTP共通）でした。壁を蹴破ればとなりに乱入とか、玄関を間違えるとかいうことも起こりうる状況でした。これは、爺が関与する前の管理者の判断で許可していたようです。
爺が技術的なお手伝いをするようになってから、HTMLサイトを閉めていただき、Wordpressサイトに移行していただきました。その代わりといってはなんですが、爺がHTMLサイト記事をWP記事へ移行作業しました。大変でした…。投稿権限を限定的に持っていただき、不用意なトラブルが起こりにくいようにしていただき、4年が経過しました。特に技術的トラブルはありませんでした（と爺は思い込んでおるです）。
今回、とある団体に関係する記事だけを書きだしてみて、そうなる基礎と現実というか、全体を取り巻く「管理体制」の課題を感ぜずにはおれません、残念なことです。「とある団体」というよりは「身近なところにあるサイト管理体制の変更」の課題であろうかと見ています。
「身近なところにあるサイト管理体制の変更」により、長年にわたって、たくさんの人が一定の約束事に沿って積み上げてきたサイト上の情報（記事・メディアファイル）がもうじき閲覧できなくなる（可能性が極めて高い）状況です。
そして、そのとある団体は、別のWPサイトへ（おそらく「身近な団体」サイトへ）同居かな、と想像します。いずれの後、今回と同様なことが起こらないとも限りませんが、この先は爺との直接の関係は無くなりそうですので、それぞれがご賢明でご懸命な判断をされることを祈るしかありません。
人は得意なことで失敗する
「人は得意なことで失敗する」と言います。慣れている、というようなっことで必要な注意・点検を怠り、変化を見逃したり、集中してない、そして得意なことは経験・遭遇回数が多いなどの理由で、「失敗」の可能性は高くなると考えられます。近寄ったり、避け続ければ失敗もないでしょうけど…。
さて、今回の作業で、爺はどんな失敗をした（することになる）のかヨクヨク考えながら、とある団体が求めるデジタル情報をひとまとめにするよう「作業」は進行中です。
♪ブーメラン、ブーメラン～
