4日午後、鳥取県日南町から3泊4日のリフォーム旅から西大寺へ帰ってきました。先行して作業している四畳半の床材仮止めまで進行し、反省点が一杯見つかりました。
根太と床材の構造合板の強軸方向は直交した方が良さそう
四畳半の床作業です。新設根太は一方向に敷いた上、構造合板は巴型に敷こうと当初考えてました。中央にできる半畳が床下点検口との取り合わせが良いからです。しかし、巴形に仮置きして上を歩いてみたら、新設根太と構造合板強軸方向が平行になる場所では踏み込むとへこみを感じました。急遽、構造合板の敷き方をすべて新設根太と強軸方向が直交するように変更し、仮止めしました。
ほぼ、踏み込んだ時のへこみを感じなくなりましたが、無くなったとは言えない状態です。新設根太間に補助根太を入れるか、フローリング材を新設根太上に直交方向に敷いて合わせ技で強度を確保するか、検討中です。
約300320mm間隔の根太に対し、構造合板9mmの組み合わせは、やや力不足を感じた次第です。様々な解決方法がありそうですが、今後のほかの部屋のリフォームに生かしたいと考えています。
壁材に使ったOSB合板が新設根太上で波打ってた
一番先に作業した左壁です。かなりキツメに作りました…(個人の感想)。「縦勝ち」(縦先)で後から床板を沿わせるという手順にしました。いよいよ、ということで構造合板を左壁に沿って置いてみると、OSB合板が波打っているのがわかりました。あちらを引っ付けると、こちらが開く、と言った塩梅です。
仮止めしてあったOSB合板を取り外し、胴縁部分で修正を加えました。新設根太部分の取り合わせを楽にするため新設根太部分を少し鉋掛けしました。
仮止め程度のネジ締めでしたので、あまり苦労することなく左壁修正ができました。他の面との取り合わせ部分は、修正があるかもしれないと考え、作業を決めきってしまわない方が良さそうです。
部屋が長方形でないのに気付き、後始末に時間を消費
前回、腰窓材を気持ちよく設置しました。アルミサッシの窓枠が「へ」の字になっていたのも直し、床下からの通気→外壁排気口設置という作業もできました。また、今回、左壁と新設根太の波打ちも修正し、床材との取り合わせもなんとか「これでいいか」という状態になりましたので、四畳半に構造合板長辺(≒強軸方向)を新設根太と直交するよう置いてみました。すると、窓際と構造合板の取り合わせがよくないのです。左上に隙間ができる状態が窓の下に連続しています【下図参照】。
腰窓をつけたのでここを基準にすると左壁を時計回りに修正することになりますが、そうすると、窓の左端が壁に隠れる様子になります。左壁を途中で曲げるのも一案ですが、他の部屋からよく見える位置ですので避けたい…などということで、新設床面につかう構造合板の一部を斜めに切って、現状に合わせることにしました。
現在の基準になっている18201920mmよりも大きな作りの田舎の部屋です。合板を半分に切って有効に2回使う、ということもできず、切り落とした部分は半分よりだいぶ小さい状態です。見えにくいところ(例えば右壁近く)の床材に使おうかと…。
窓面のほか、筋交いや柱の出っ張り具合など、自力では修正できかねる場所を基準に部屋の形が長方形(または正方形)になるようするしかなさそうですが、それもできかねる場合は、現状にあわせ、折り合いをつける今回のようなことをするほかないのかと…。