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最近リフォームと鳥取県日南町の記事多め。写真、PC、ネット等の話題も

腰窓材を設置した。

28日、四泊五日のリフォーム旅から西大寺に帰ってきました。鳥取県日南町にある築50年経過の木造平屋を直しています。

** 四畳半の目玉「腰窓材」の設置

ガルバリウム外壁と石膏ボードに10cmの穴あけ

四畳半のアルミサッシ開口部の周辺外壁はガルバリウム鋼板です。内側は、15~20cm部屋側に「腰窓」をつくりました。通気・排気のため床下からの湿気を上に逃がすということで窓の下を室内側に15~20cm引込み側面の壁を空気の通り道に使い上昇、同様に造作した窓の上側に通気口を設け外に逃がすという計画です。
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外壁に10cm程度の穴をあけ、既製品の換気口を差し込みました。シッカリと雨漏りなどが無いよう詰め物をしました。蚊取り線香の煙で試してみたら、多少なりとも効果はあるようです。ただし、外の風が強いときはどうなるのか不明。換気口は屋根の庇先端より高い位置の壁に取り付けましたので、雨の侵入などはほぼほぼ無いかと想像しています。

四畳半の目玉「腰窓材」の設置

室内側、アルミサッシ開口部と天井の間はがらんどうの「袋棚」といえばよいでしょうか。単に空気の通り道です。下側は、「腰窓」ということになるでしょうか。

腰窓には30mm厚の集成材を使いました。色調によるのか、太陽光を反射し室内を幾分明るくしてくれているようです。ここに腰掛けられるよう、支える部分も木組みしました。交わる左右のOSB板の切り欠きに手間がかかりました。

試しに床材を置いてみたら…現状は悲惨…。

壁をおよそ張ることができたので、余った構造合板を床板の上に置き、壁とのとりあわせがどのような塩梅か見ました。悲惨な状況でした。

【壁のOSB板が波打ち、床側の構造合板と隙間ができる】
【壁のOSB板が波打ち、床側の構造合板と隙間ができる】

壁側のOSB合板の下側が少し波打ってました。無理にはめ込んだのが暑さで膨れ室内側にチカラが逃げた、基礎となっている胴縁・柱材などの平面や根太材の水平が出ていなかった、などなど造作に対する甘い見通しの「途中経過」です。まだネジを本締めしておらず、本数も少ない状態ですので修正はできると思っています(本人談)。

椹木したうえで木槌を使いOSB板をたたいてみたら、多少なりとも膨らみは収まったように見えました(本人談)。まっすぐなるよう、次回調整をやりたいと考えています(≒願望)。

直角や直線など普段何気なく当たり前のことにしています。自分が造作してみたら、なかなかその実現は大変なものだと感じました。

床の造作見通しは…。

床の水平をどうしたものかと材を置き、レーザー水平器で測ってみました。構造合板(9mm厚)と45mm角材を組み合わせると予定の高さになる場所がたくさんあります。それ以外の場所も、材を組み合わせると何とかなりそうです。床下への点検口と根太のとりあわせもなんとかなりそうです。半切した構造合板を置いたら点検口をカバーしますので、これも好都合です。

床鳴り、通気はまだこれから検討しないと…。既設の床板の上に45mm角材を新たな根太として敷く、というのは決めています。高さ調整で他の材も使わないといけません。既設の床板は経年変化で反ったり割れたりなどなど…。隣り合わせの床材がこすれると鳴りやすいですよね。通気のこともあり根太材は既設床材の上に一直線につなげて張り付けることはやめようと思ってます。同様に構造合板を新たな床材または捨て張り材にするなら、構造合板同士がこすれないようすることも必要かと。

それなら、構造合板の裏に45mm角材をネジ止めし、その上で既設床材の上に置いてみるのも一案かと考え中です。もちろん、既設床上には高さ調整の材を設ける必要もありますが…。置くだけなら改修も気楽だな~などと。やはりシッカリ床に止付けないとNGなのか…とも。