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最近リフォームと鳥取県日南町の記事多め。写真、PC、ネット等の話題も

根太間隔と床材の組み合わせは要注意。

昨日まで二泊三日で鳥取県日南町にある築50年以上の木造平屋のリフォームに行ってました。

約300mm根太間隔と9mm厚構造合板の組み合わせはちょっと苦しかった。

作業している四畳半の床作業が八割くらいまですみました。根太間隔を約300mmで準備してましたが、強軸方向が直交するよう構造合板を仮締めして少し不安(踏むとすこしたわみをかんじる)があったので、補助根太を入れました。約150mm間隔の計算になります。長い根太材木を使おうかと考えましたが、端材があったので、飛び飛びに配置しました。

【補助根太設置前:約300mm間隔根太に、構造合板9mm厚の強軸方向を直交させたが】
【補助根太設置前:約300mm間隔根太に、構造合板9mm厚の強軸方向を直交させたが】

補助根太を入れたことで安心か、というと、やはりまだ少し不安があります。9mm厚だけでは踏むところによりわずかにたわみを感じました。(1)厚い構造合板にする、(2)根太間隔をもっと狭くする、(3)フローリング材など床表面に使用する材との組み合わせで頑丈にする、などが考えられます。

先行して作業した四畳半の経験からは、(1)厚い構造合板にする、というのが良さそうかと考えています。仮に12mm厚の構造合板を使うことにすると、四畳半との床面段差が3mmできることになりますので、これは工夫が必要になります。

四畳半は、点検口の造作と、少し床材の本締めが残っています。

【床下点検口の造作が残っている】
【床下点検口の造作が残っている】

八割くらい作業進行した四畳半です。床下点検口を部屋の中央に設けたので、新たな床材もその位置に合わせて四角の穴をあけました【写真上】。黒っぽく見える部分を引き上げると床下地面が見えます。

昔の家なので少し大きい部屋サイズです。床材を四畳半あてても少し張り切れないところができます。写真では写っていない手前部分に15cmくらいの幅であります。点検口と張り残し部分の作業ができたら、あとは、床面に何を敷くかという、この部屋では詰めの作業になります。

他の部屋との取り合わせ、同じく材の終端処理など面倒な作業がありますが、4月からの四畳半の作業はいよいよ先が見えてきた…ということになりそうです。

雨で外の浸透桝がいっぱいでも、床下に水たまりはなかった。

大雨が降った、と地元の方のお話でした。2泊目にも雨がかなり降りました。外に設けた浸透桝はほぼ水がいっぱいになってました。

屋内床面→家廻地面→床下地面という順番に45cmくらいずつ低くなっている作りです。屋外の地面より床下の地面が低いので、これまで床下には水がたまるもの、という50年間でした。5月までに「排水浸透桝」を床下、家の西側などにそれぞれ複数個作り、家の北側には床下地面から通じる水の通路を掘りました。この結果、少々の雨では床下に水がたまることは無くなりました。

今回、たくさん雨が降ったのでチョット心配でした。床下点検口を開け床下地面を見ると、前回乾いていた土が、湿った黒い土の状態になっていました。ドロドロという感じではありませんでしたのでホッとしました。水が流れたらしき様子も見た範囲ではありませんでした。

屋外の浸透桝がほぼ満水だったのに、それより低い位置にある床下地面が水浸しになって無いという結果を見ると、引き続き「排水浸透桝」は機能しているようです。