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最近リフォームと鳥取県日南町の記事多め。写真、PC、ネット等の話題も

日本人がわからないとある日本語教材

今朝、町内に住むV青年宅を訪ねました。二つの用件があり、V青年出勤前に見通しをつけておこうと思ったからです。あ、普通なら「西大寺の爺、町内会を書く。」に書くのですが、いかにもと思いこちらに書きました。

「いかにも」の主要点は見出しの「日本人がわからないとある日本語教材」です。著作権にも関係することですので、ひとまずあいまいに書くしかありません。あらかじめご容赦のほど…。「教材」の表紙には、漢字二文字に「.com」と続いた表示が目立ちます。試しにネットでどう表示されるか試してみました。直接の該当はGoogleで表示されず、漢字部分をローマ字におきかえてみたらヒットしました。現地の言葉と日本語の二本立てのサイトのようです。

で件(くだん)の「教材」です。B5判で日本語を読む力をつけるための「中級」用のようです。縦書きになっている第2ページの一部をご紹介します。原文のままです。

価値を創造するとは、新しい技術をAさんに、大開発することではなく、お客変うれしいと思ってもらえるユーザーメリットを開発すること。

同じ文章は、横書き第13ページにもあります。同じ部分をご紹介します。

価値を創造するとは、新しい技術をさんに、大開発することではなく、お客変うれしいと思ってもらえるユーザーメリットを開発すること。

なお、引用の性質にもよるかと思い、「引用元」「出典」は示しませんでした。

縦書きと横書きで異なる部分は「A」の有無だけです。「開発」定義を云々(うんぬん)するのはこの記事の主要部ではありませんから置くとして、引用した日本語の意味を「忖度」(そんたく)して読むとつぎのようなことでしょうか…。

価値を創造するとは、新しい技術を開発することではなく、お客さんに大変うれしいと思ってもらえるユーザーメリットを開発すること。

…どうでしょうか…爺もこれで著者の意を汲んだ内容となっているかどうかよくわかりません。パソコンの誤変換や文字・語句の移動など編集上でありがちなことを「忖度」したらこうなった、という程度のことです。

<V青年は難しくてわからない、との旨を爺に言った>

V青年曰く「難しくてわからない」とのことです。いや、それって、日本人でもわからない「日本語ですから」ということになりそうです…。

マーケティングを中心としたコンサルタントに注力してきた著者が、現地国とのかかわりを文章「教材」として使った内容だと爺は拝見しました。

編集や表記では、体言止めが多い、縦書き時の半角文字の転びなども気になります。「教材」というからには、もっと気を遣い、日本人にもわかるようなモノであってほしいものです。多少なりとも関係をもって生活する者としては説明のつかない日本語をどう読み解いてあげたらよいのか、途方に暮れるというのでは、「成功モデル」のひとつという感じには見えません(キッパリ)。