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最近リフォームと鳥取県日南町の記事多め。写真、PC、ネット等の話題も

子ども会解散は、関係する保護者で決めたんだけど…

<町内の子ども会:過去のお話ですけど>

爺の娘たちが子ども会に属していたのは、30年以上前のことです。爺は、深夜勤務をふくむ変則的な仕事をしていましたので、町内会など「世間」との関係はほとんどありませんでした。つまり、「当時」のことはほぼ知りません。

4年近く前、町内会の会計係になったので、支出項目に子ども会があることを「業務」として知ることになりました。爺の任期1年目は、前任者が予算を作り総会承認された内容を執行する(主に支出行為)ということでした。このとき、子ども会には、10万円計上されていました。執行もその通り行われ、会計報告があり、残金返済はなし、というこれまでの通りの関係で1年目が終わりました。

2期目は、子ども会への支出を減額しました。現金支出時に、自主事業、年間事業計画などを検討するよう求めました。100%町内会支出で維持されている子ども会の運営は、子育て世代でない町内会員から見たら、公平・平等な町内会費の使い方に見えない、ということです。この「言い分」が妥当かどうかはともかく、存在する、という事実を子ども会側が受け止める必要もあり、自立した運営になっていけば、「言い分」への回答になると考えた結果でもあります。

3期目にも、子ども会への支出を減額しました。前年と同様の理由です。また、この期に子ども会をどうするか保護者の集会がありましたので、町内会役員も参加しました。結果、保護者の結論として解散となり、残金は町内会本体会計へ返還されました。

現会計期・4期目は、子ども会解散とはなりましたが、再結成の可能性を考え、予算計上しました。現に子ども会がないことや経過を考え、さらに減額した5万円を計上しました。

<会計期や子ども会の存否により不利益を受けた、という「お話」はわかる>

子ども会がない時期に「卒業」した子どもは結果的に「不利益」を被っていた、と見えなくもありません。その逆が、子ども会がなくなって「利益」を得ることができなくなった、というお話もよくわかることです。
次の誕生日が来れば無料なのに、現在は払わないといけない何かのサービス、などの例を考えると、どこかで線引きされて、損をしたような、不利益を被ったような、そういった「気分」「お話」は、その通りだと思います。逆もあるんでしょうけどね…。

会計担当の爺にとっては、子ども会解散時に決算後残金を町内会計返還というのがポイントの一つでした。その際、解散に伴う「不利益」の緩和措置等付帯条件は付いてなかったと記憶しています。
子ども会解散の結果「不利益」を被ったとお考えの方も、子ども会解散の会議におられましたでしょう、ということです。最優先事項としてわが子への町内会からの支出(子ども会経由)を求めるなら、解散反対を多数にするか、解散にともなう「不利益」緩和措置などを求めるのが、道筋としては妥当だったかと思います。

<「緩和措置」「経過措置」の追加決議でもあれば…>

およそ1年経過後、その「不利益」感を抱え続けておられるお気持ちには斟酌すべき要素があるとはいえ、会計担当としては当面打つ手はない、という見方です。
町内会総会で、遡って「緩和措置」「経過措置」が議決されれば、それに沿って事務処理する、という程度のヒント以外であれば、(1)執行部不信任、意の通じる執行部の樹立、(2)町内会退会と別町内会設立で「理想」を実現する、などが町内会員側の方途としてありそうです。

爺は、会計担当という金銭を軸にした事務責任者なわけで、業務委任された範囲内で執行の一端を担います。それ以上でも、それ以下でもありません。時期による「幸・不幸」「利益・不利益」「実現・非実現」など結果的な線引きがあると、それが属人的に出現するわけで、悩ましいことだな~と思う今日この頃です。出納をしていればなおのこと金がどこへ行ったか分かる立場にもあり、「公平」とは何か自問自答する(ふりだけかも)ようなわけです。
全勝を狙っても、結果それが「意」に沿うことか(それが「誰の」ということを含め)どうかわからないですしね。そのまた逆も然りで、負けるが勝ち、ということもありそうです。