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最近リフォームと鳥取県日南町の記事多め。写真、PC、ネット等の話題も

古い鉋を直しています:木っ端返し角度を調整

【カンナ:木っ端返し調整を接着剤の土手盛りで】
【カンナ:木っ端返し調整を接着剤の土手盛りで】

前説:古い鉋を直しています

古い鉋を直してます:台直し、裏出し、木っ端返し、刃口調整 - pagetakaBlog
古い鉋を直してます:鉋身の裏、鋼一部欠損…。 - pagetakaBlog
古い鉋を直してます:空研ぎヤスリで台直しし、わずかに透ける鉋くず - pagetakaBlog
古い鉋を直してます:刃口を狭め、鉋くずt0.03mmに… - pagetakaBlog

日南町の築50年以上経過した家にあった鉋を直しています。刃研ぎ、裏出し、台直しなどしてきました。

刃口が広かったので、二液タイプの接着剤を土手盛りし狭める作業もしました。鉋くずの厚さ0.03mmまでなりました。ネット徘徊したら、千分の数ミリというのが極め付きみたいで、爺の鉋くずは十倍厚いことになります。

前回、日南町でのリフォーム作業途中、少し広い板を鉋掛けしてみました。逆目での鉋掛けが思ったようなことになりませんでした、刃口を狭くしたので逆目が減るはずと想像してましたが…。

木っ端返しは、刃の方に傾く角度が良いみたい

ネット上を徘徊すると、木っ端返しは上部が刃の方向にいくらか傾くのが良いみたいです。この鉋を直し始める前、木っ端返しはそのように刻まれていました。前回、二液接着剤で木っ端返しを土手盛りする際、刃口を狭めるのを第一にし、逆角度になっていました。

その結果かどうか、逆目が発生しやすくなったのではないかと思い、自宅(岡山市西大寺)へ持ち帰り、改めて土手盛りを行いました。

セロテープで土手盛りの堤防をつくりました。乾いた後セロテープを剥しました。今回は取り除くタイミングが遅かったのか、きれいに剥ぎ取ることができませんでした。一定程度乾いたらセロテープを剥すのが良さそうです。

【カンナ:木っ端返しに塗った接着剤は凸凹】
【カンナ:木っ端返しに塗った接着剤は凸凹】

土手盛りした後の接着剤、結構デコボコしています【写真上】。これを、木工ヤスリ、紙やすり、カッターナイフなどで削りました。でき上がり状態は、お見せできるようなきれいな平面ではありません…(汗)。だいたいこんなものかな、という「目分量+適当」という爺のいい加減さ満開状態です。

今回、木っ端返し本来の角度に近付けました(≒ほぼ妄想)。試しに挽いてみました。だいたい前回と同じ鉋くずができたと思います。鳥取県日南町の作業に持参し、試してみたいと思ってます。