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最近リフォームと鳥取県日南町の記事多め。写真、PC、ネット等の話題も

誤解の「種」。空中戦はかくも空しい…。

先だって町内のとある方とお話しした際、町内会発出文書が一般企業では合格できないレベル、等との旨のご指摘をいただきました。

ご意見を別段否定する必要はありません。ご発言の方のある種の「価値」判断です。当該文書は、爺が文案作成し、会長発出、町内会印つき決済文書(≒稟議裁可すみ)で町内のAさん宛です。文案は爺が作ったものですから、どうなっているか知っていますけども…。

文書受け取り先の方(お話しされた方とは別人)が画像でお持ちで、スマホで表示されました。それを件(くだん)の方がご覧になられ、同様のご指摘を繰り返されました。爺は、文書連絡先が書いてないなら、決済者(=文書発出者)に連絡すればよいのでは、とお知らせしました。一般的な道筋としてお知らせしました。

引き続き似たようなご指摘が続きましたので、会計係に相談するよう書いてあることもお知らせしました。その後、ご指摘の矛先が緩くなったように感じたのは爺だけでしょうか。

企業相互にやり取りしたり、大きな企業で担当がだれか特定する必要がある、などというとき、直接の担当者・連絡先を明示するのは手間を考えれば当然のことで、その意味でも件の方の発言は一理あります。町内会におきかえたとき、どうなんだ、というご提起でもあると考えられます。

今回、話になった文書はAさんに向けたもので、件の方は文書上「外野」であります。文書は、発受者の関係で齟齬がないことが一番であります。爺は、Aさんに決済文書をお渡しするとき、連絡先を別途交換しておりますので、件の方に、一般社会で通用しない町内会文書、の旨をご指摘いただいても、結果的にそれがどういう問題なんだろう、と考えるほかないのでありました。

お話の最初は文書がないまま、画像で閲覧できる状態になっても同じような線上でのお話がしばらく続いた、というのは、爺的に見れば、空中戦的な様相だった、という印象です。

ご指摘のあった文書は、結果的に必要な働きを行ったと理解しています。つまり、(1)文書決済にかかる町内会の負担行為は実現された(文書受領者は求めを充足した)、(2)件の方のお話も閲覧(画像だが)したことでその内容を維持する必要がなくなったようだ、ということです(爺的には相互の理解が成立、少なくとも進展、したと思いました)。
(1)は文書目的の物事は実現された、(2)はご指摘について町内会の立場は書いてある、ということになりそうです。
一般論ですが、「外野」の方のご発言が、時に資料不足や「誤解」に基づくものである例が存在することは承知しています。そういう場面で、一般論として文書体裁の妥当性がどうなのか、というご指摘を闇雲に否定する必要もありません。誤解によるものであれば、ご理解いただけるよう説明を尽くす、というのが爺の立場の一端でもあります。

文書が難しすぎる(ハードルが高い、文書がカタイ)、とのご指摘もあったようですが、そうお受け取りになったらなおのこと、ご理解に至らない諸点をお尋ねいただきたいと思わずにはおれません。不明のまま突っ走ったのか、と逆にご心配申し上げます。情報をやりとりした結果、齟齬が少なくなり、結果を見通しやすくなる、というのはおよそこのような場面では否定されることではないように思えます。

現実に向き合い、不明点をひとつずつ解きほぐしながら、合意点をふやしていく作業というのは、しんどいことですが楽しいことでもあります。その際、空中戦で「離反」などのことになるほどもったいないことはないと爺は思うのでありました。