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最近リフォームと鳥取県日南町の記事多め。写真、PC、ネット等の話題も

開渠排水延長し、水がシッカリ抜ける排水浸透桝追加。

24日、鳥取県日南町にある築50年以上の木造平屋の一泊二日単独リフォーム作業から西大寺に帰ってきた爺です。今回は外のコンクリ、排水溝などの作業でした。

1日目、 床下に水たまりがまだありました。

23日午前、鳥取県日南町のリフォーム中の家に到着しました。床下、北側の排水浸透桝にはまだ水がいっぱいありました【写真下Aの位置】。同日は別の作業を予定していたので、翌24日早朝から作業を行いました。開渠の延長と排水浸透桝追加の作業です。

【開渠延長のあと排水浸透桝2カ所追加】
【開渠延長のあと排水浸透桝2カ所追加】

家の壁【上写真の上部】近くに設けた排水浸透桝【写真上のA】から開渠を延長し、途中B1、B2【写真同】の排水浸透桝を追加しました。たまった水が家の床下あたりからどんどん湧き出ている印象で、しばらく見ていても水面の高さはほとんど変わりません。浸透桝の深さは十分確保したつもりが、地下の流れがよくないのかと思いました。つまり、床下へ染み出る水量床下暗渠から屋外で見える浸透桝付近の水量排水浸透桝の浸透水量、という関係なのかと思います。数日降っていませんが、周囲の水田や用水路の水は一杯で、家外囲の地面より高い位置にあり、さらに床下地面は家外周の地面より45cmくらい掘り下げてあり、普通なら床下は水がたまり続ける、というほかありません。

2日目午前、床下の水たまりがほぼ見えなくなりました。

2日目早朝の作業(浸透桝B1,B2の設置)の結果多少でも浸透水量が増えたのか、床下へしみ出している周囲からの水量が減少したのか、朝のうちにひとまず床下の水たまりは見えなくなりました。

【3個目の浸透桝はよく働いてくれる】
【3個目の浸透桝はよく働いてくれる】

ひきつづき、開渠延長と3個目の排水浸透桝の追加作業を行いました。
開渠がブルーベリーに突き当たったので、貫通穴を掘りました。その結果、3個目に追加した浸透桝まで水が流れ、よく働いてくれました。2時間くらいした状態【写真上】と壁際の水たまりの状態を見ると、開渠をあと15~20cm掘り下げると、1年の多くの期間水たまりを作らなくても済むようになるのではと想像しました。

ブルーベリーの移植を行った後、全体を開渠にするまでは天気と爺の都合次第でなんとかなりそうです。あとは、開渠のままだと家廻りを歩きにくいので、暗渠排水に仕上げるのも部分的に必要では、と検討中です。

排水浸透桝に使ったのは小石だけ

らせん穴掘り具とでもいえばよいでしょうか、手作業で浸透桝穴を作りました。田んぼ跡地ですので泥を掘り進むような作業です。途中粘土層もありました。できるだけ飽和水層帯まで直径10cm程度の穴をあけようと頑張り、3個目の浸透桝は目標に到達しました。桝には小石を詰めました。

市販の浸透桝とか、目詰まり防止のためのシートとかは使わず、できるだけ安価に済ませようという爺です。浸透桝が機能し続けるかどうか観察は必要、と思います。あと10年程度、家の床下が水浸しにならなければよいか、という程度の希望ですので、こういう作業にしましたが…さてどうなるか。

もっとも、目詰まりはすでに一部起きているように見えます。A浸透桝での水抜けが当初より低調に見えるのはそのせいかと思います。今回追加した3個目の浸透桝の働きも見ながら、追加の設備が必要か、その時に考えようと思います。現状の開渠を15cm程度掘り下げ、そこに小石を敷いて水の流れが滞らないか観察を続け、必要なら暗渠排水パイプとして何か管を埋めるのも一案かと…。