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最近リフォームと鳥取県日南町の記事多め。写真、PC、ネット等の話題も

生活排水路の相談で日南町役場へ行きました。

1日、鳥取県日南町役場を訪ねました。生活排水と上水道の現状確認と改善要望が目的でした。上下水道担当に応対していただき、要望も聞いていただき、組織として必要な相談や現地調査などの方向をお示しいただきました。

下水道接続してない築50年以上の家

鳥取県日南町にある家は、50年以上前に父母が建てた物件です。公的下水道に接続しておらず、台所排水、洗濯排水などは宅内の配管から隣地との境にある側溝(開渠)から貯留枡(公設)を経由し排水側溝(公設・開渠)、地下排水路(公設)へと流れています。

居住してないので、公的下水道接続を躊躇している爺です。トイレは現状汲み取り式で、これを下水道接続する設備と工事は結構な金額になります。また、毎月の使用料も払い続けなければなりませんので、汲み取り料金と比べると高額なこともあり、なかなか決断できません。

降雨量によっては、側溝(開渠)などがほぼ水没状態に

【貯留枡付近の側溝が満杯(7月19日午前)】
【貯留枡付近の側溝が満杯(7月19日午前)】

日南町茶屋のアメダス雨量、7月16~18日合計で50mm超、19日には80mm超になっています。19日午前には、貯留枡付近の側溝(開渠)が一杯になっていました【写真上】。

①【写真上】から、②【同】の貯留枡を経由し画面上方向20m先の地下排水路へ流れるはずが、排水側溝(公設・開渠)の傾斜不足、U字溝の経年劣化などで、排水しきれない状態のようです。③【同】の水道メータも水没しています。

約20mの排水側溝は公設

貯留枡から国道地下側溝までの約20mは、幅1mほどの町有地で、水道管(地下埋設)、排水側溝(公設・開渠)があります。

排水側溝(公設・開渠)の傾斜をレーザー水準器で測ってみました。20mは光が届かず中ほどで計測したところ、貯留枡からの排出口に接続した排水側溝底とは約10mm程度の落差でした。1/1000程度の勾配ということになりそうです。


排水側溝(公設・開渠)は、そもそも雑草がはびこり、溝部分には土が堆積し、水が流れやすい状態ではありませんでしたので、爺が刈払いと溝掃除をしました。刈払い後見つけた側溝の崩れもありました【写真下】。

【側壁が崩れていた排水側溝】
【側壁が崩れていた排水側溝】

町有地にある物ですので、町の排水側溝ということになります。雨水と爺宅の生活排水が流入します。町が財産・機能を管理するというのが基本で、役場担当者の返答も同様でした。

国道下の排水路との落差が少なく、排水側溝(公設・開渠)の傾斜を確保できず、現状になっているかなどを含め、調査もしていただき、排水路確保・改善の方途をご検討いただくことになりました。

貯留枡までの宅地内排水経路も合理的にしようと現在検討準備中です。居住者でないけど時々寝泊りする「田舎の家」というような家屋からの生活排水を公設下水道に接続しやすいよう、接続時の費用や、毎月の使用料を一般より割安にしていただける「施策」「補助」などがあるとありがたいですね。