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最近リフォームと鳥取県日南町の記事多め。写真、PC、ネット等の話題も

日南町:10年来課題がある「用悪水路」一部を井出浚い(1)

前説:用悪水路

日南町にある築50年以上経過の平屋西側にある「用悪水路」のこれまでの記事をこの項にまとめます。

ここ2、3年、用悪水路は「井出浚い」(溝浚い、溝掃除)を稲の耕作が始まる前にしておられるようです。今回の記事は、その下流に関するものです。

用悪水路:国の補助金が出ているが、長年放置された状態とも見える

2014年6月時点で、該当する「用悪水路」には補助金が出ていました。また同水路には「用役権」設定はないこともわかっています。

【用悪水路に関する記事の一部抜粋】
【用悪水路に関する記事の一部抜粋】

今回、爺が掃除した部分は、擁壁が泥砂に埋まり水没状態でした。溝の中には石や瓶などがありました。周囲には、ゴミになったのだろうさまざまなモノがありました。近くの木立や土地の形から、長年にわたりなんら管理されてこなかったのが想像されます。

木材の腐り具合などから5年、10年の放置では無さそうかと勝手に想像しました。

岡山市西大寺の現住地で町内会長を3年務めた経験から、用水路はある意味不思議な存在だと思っていました。用水路に自転車が放り込まれていても、耕作に影響がなければ用水路は用を足している、と考えるようです。

用水路の存在が、農業とのかかわりだけでなく、生活、自然環境など他の要素と密接にかかわりがあることが言われています。

多くの用水路は、2005年、国の管理から市町村の管理に移りました。行財政改革の一環です。「管理」とは、財産としての管理と機能としての管理を指すといわれます。

用悪水路は、鮎も生息する日野川に流れ込んでいるのだが

これまで、敷地が接する部分を含め、上下流に渡って用悪水路の「井出浚い」をしてきました。生産組合の同作業は年度初めのころと思いますが、爺は周辺草刈りを含め何回かやっています。これは、雨水の排水路として使わせてもらっている、ということとの関係で自主的にやっていることです。

爺宅の山側を流れるその「用悪水路」は、今回「井出浚い」した約20mをふくめさらに下流側の「街中」を流れた後、最後は日野川本流へ。

下流側でシッカリ水守りする人がいないか、稲作用の水のことを心配するほどのことが無いんでしょうね。自然の浄化力に頼るほかないのでしょうか…。家電品などが放り込まれているように見えるその場所は、国道183号線から都合よく見えにくいといえそうな場所です。さて、どこまで爺が井出浚いするか…。