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子どもが楽しめる場を、とのご要望

本日夕刻から2時間少しばかり、公的な場所をお借りして、町内の父母有志とお話の機会がありました。爺を含め7人でありました。

ご要望で出たのは、(1)企画提案応募の審査基準を示してほしい、(2)昨年まで子ども中心にやっていた紙類の資源回収を手伝うことにするので配分がほしい、などというものでした。

「企画提案応募」は、行事などを町内有志が自主的に企画実行するのにあたり、町内会に補助申請が出れば検討し、妥当であれば一定額を補助する、という町内会計の小項目の一つです。平等に使うとなると、町内一斉・大掛かりに何かをやる、ということでもなければ支出できないことになりかねません。地域や年齢などがある程度限定的であっても、それが将来町内の活性化につながるなどのことがあれば、補助しよう、という仕掛けです。役員会で検討し補助額を決定し、あわせて注文もつけ、回答をしています。
最近では、昨年12月にクリスマス会の提案がありましたので、一定額を補助しました。

しかし、審査基準を示すことはできません。町内会役員も手探りで決めている状態です。基準を示せば、解釈をめぐって論争が起こらないとも限りません。いわゆる空中戦みたいになりかねないということです。なので、現実に補助申請が出たら、その時々に妥当かどうか判断し、良かれと思って決定、もちろん不承認もある、ということです。

空中戦やっても仕方ありません。クリスマス会に関して言えば、次回同じ様子であれば補助しにくい、と爺の感想をお伝えしました。どう前進して来年につなげるか、断念するかは、企画する方たちに考えていただこうということでもあります。準備の段階が大切だ、とも付け加えました。

2番めの、資源回収の配分ですが、現実には難しい問題を抱えています。子どもが楽しむとはいえ保護者の存在抜きにはなかなか決めることはできません。子ども会がないので、どういう企画なら補助という「配分」ができるのか、なかなかの難問です。現在、答えはない…というのが正直なところです。

しかし、なんとか子どもが寄れるような場面を作ろうという努力を、それを受け止めるなら、企画提出自体を断る理由もありません。

爺が会計の立場で思うには、準備の段階でどれだけの保護者の同意や参加を得て、企画案をつくりあげ応募できるかというところがポイントのような気がします。子どもたちに資源回収お手伝いのお駄賃として飲料やスナックなどを「配分」するのですから、金銭的には大したこととも思えませんが、経過を考えると難しいことだと…。

資源回収の子供のお手伝いに関しては、昨年、Aさんが企画提案し、やろうとしていたところBさんが反対したというような図式がありました。それは、うまく整理できそうもない状況でした。それならいっそお控えいただき、町内会の直轄事業とした、という経過でした。これをどう乗り越えるか、ある意味「試練」でもあります。

現在、東半分の地域では保護者負担で以前と同様にお駄賃を配布しています。町内会負担をほのめかしても、経過を皆さんご存じで、お断りになる、ということと理解しています。西半分の地域では、一家族だけが町内会直轄の資源回収にご協力いただいております。その子どもたちには、町内会から何かをお渡ししているということもありません。

これらの複雑に絡んだ、人間関係や地域関係をどのように皆さんにご理解いただいて前進させるか、というのが現在の場面です。子ども会再建がもっとも理屈の通りやすい町内会からの金銭補助・支出なのですが、それが見通せない現在、一つのアクションがどういった結果を生み出すか、町内会役員の一人として十分な関心をもって臨みたいと思います。

ご出席の皆さん、長時間おつかれさまでした。引き続きさまざまなことで意見交換できればいいな~と爺は思っております。

<追記1月13日>

このブログ掲載後、今朝までに数件問い合わせがありましたので、追記します。
Q何か約束したのか
Aいいえ。爺は会計の責任者ではありますが、何かを約束できる立場ではありません。総会で承認された以外の金銭支出は必要な手続きを経てからとなりますので、「企画応募提案」の補助支出は当初予算に掲載のない追加単発事業の体裁となり、原則役員会の承認を経る、ということになります。加えて言うなら、爺の経験や立場から、補助支出しやすい条件的なものを一定程度アドバイスはできる、というのが精いっぱいかと…。

Qそのほか話したことは
A町内会は任意組織で、加入脱退はそれぞれがお決めいただくことである、とお伝えしました。また、町内会に入ってない結果、ゴミ出しできないというようなことにはならないが、GS(ゴミステーション)を維持・管理している町内会との関係はそれぞれが真摯に向き合うことになるだろう。

以下、ご参加の方から質問などがあったなかで、大切かな~というもので記憶にあるのは次のようなことです。
Q町内会に入っているメリットは
A払っている会費分リターンを得ている人はいないのでは。信仰の違いなど難しい課題もあり、なかなか全員が納得するというのは難しい。ぜひ、回覧板などにも関心を持っていただき、質問などあれば班長、役員にお知らせいただきたい。

Q子ども会がなくなり、「不利益」を被った気分だが
A子ども会は町内会の組織ではありません。子ども会をしたい人が集まって決めたことで、解散も同様です。子ども会への支出には老人側からの意見もあるということで、結果的に「不利益」現象はイロイロな方面からお知らせいただいている。予算・決算が承認されている事実にたって考えています。

質問はなかったのですが、参加された方の周囲で気になっていることをお伝えしました。町内会西端を南北に流れる悪水の東堤の雑草は一斉清掃の際もきれいにされてないこと。外国の人が住む班でコミュニケーションがとれているか、困りごとは無いのか、いろいろ配慮が必要、などとお伝えしました。