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最近リフォームと鳥取県日南町の記事多め。写真、PC、ネット等の話題も

排水浸透桝、ひとまずの結果に至る。

床下に水がたまってなかった

14日、鳥取県日南町の家に行きました。家の周りにある排水浸透桝には水がありました。数日間降った雨のことなどもあり一応覚悟してました。床下も同様なのかなと恐る恐るのぞいてみると、水はたまっていませんでした。湿潤はしてましたけど…。

前回までに作業した排水浸透桝がひとまず役立ったということかと思います。

基礎コンクリの下に砂利を埋め家の外への水の道を作った

前々回、家の内側から外側に通じるように砂利と塩ビパイプを設置しました。基礎コンクリの下を通して水を下手に流そうという考えです。家の外から先は作業未済でした。

前回、家の外側の砂利から、更に下手に延長2メートルくらい110cmくらい土を掘り水路を作成。その底から50cmくらい穴を掘り排水浸透桝として働くよう砂利を詰めました。

今回、水のレベルを屋外で測ってみました。家に近い浸透桝と下手水田に流入の水のレベルは10cmもありませんでした。下手水田の水に影響される浸透桝の水レベルと屋内からしみ出すのがわかる砂利の濡れているレベル差が「落差」で、30cm前後ありそうです。水田への流入量を減らした日に浸透桝の水レベルも下がっていました(時間差はありますけど)。

床下から基礎コンクリをくぐる砂利を通じ屋外へ水を流す落差がなんとか確保でき、浸透桝から土中を通じどこかへ水は流れています。50年間手がつかなかった床下の水たまりは排水できることがわかりました。

現状不明なのは、梅雨、台風、水田耕作期水位などの条件が重なったとき、床下への流入・流出の関係がどうなるかということです。これは今後の課題です。

図解、土地と床下、水田などとの関係

【図解、土地と床下、水田などとの関係】

家から見て上流方向には、私道を挟んで水田があります。山手方向には用悪水路があります。いずれも家の土地より高い位置を流れています。

宅地面を基準にすると50cmくらい床下部分は掘り下げてあります。下手の水田の水レベルは床下にたまる水のレベルよりは低いです。

前々回、外壁近くの地面を深さ90cmくらいまで掘りました。その裏側の床下地面から基礎コンクリの下を通り外光が見える位置まで巾15cmくらい堀りました【図の①】。床下側から砂利と塩ビパイプ(筒内も砂利)を外壁よりはみでるようしました【図の②】。外壁側は宅地レベル近くまで砂利で埋めました。この段階では、床下から塩ビパイプ・砂利を通って外壁より外に出た水が行き止まり状態です。

行き止まりだった水の行き先を前回掘りました【図の③】。床下の水は、砂利と塩ビパイプを通り屋外に出た後、2mほどの水路【図の③】を通り、近くの排水浸透桝まで達したことで、水田の水レベルに近い位置まで行き着くことができたことになります。

透水管などで目詰まりしにくいようするのが、先々には良いのでしょうが、手もとにあった塩ビパイプと自然にある砂利をつかい、金をかけずにひとまず目標に至った(妄想?)と…。

現在、水位の変化が観察できるよう、不完全な埋め戻し状態にしています。次回行ったときにどうなっているか楽しみです。