pagetakaBlog

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26日:日南町役場を訪ね、生活排水路改善をしっかりお願いしてきました。(2)

前説1:これまでの経過

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爺的には長い経過があります。blogに書いてきたことを前記事でピックアップしました。

26日、日南町役場を訪れ、見えてきたかも、という備忘録です。ひとつは、生活排水路、もうひとつは、上水道の「量水器」までの現状です。これらの改善を役場にお願いしてきました。

直接の始まりは8月1日になります。受付で上下水道室をご案内いただき、同室職員に生活排水路と上水道の課題をお伝えし、解決の道筋を見つけていただくことになりました。途中経過をお盆のころに電話でお知らせいただきました。現地確認したこと、検討中であること、などが伝えられました。

8月30日に役場を再訪し、総務課にご案内いただきました。町有地に町が設置した排水路が目の前の課題ですので、ここを抜きに8月1日の用件を進めようとしても、頓挫の可能性があるのだろうという思いです。

前説2:町有地に町が設けたU字溝がなぜ「青線のようなもの」か…。

現状、生活排水路は、町有地に町が設けたU字溝から国道わきの道路側溝につながっています。このU字溝が経年劣化と、もともとの勾配不足で排水状態がよくないので改善してほしい、というのが爺の希望のひとつです。

8月30日時点で、まだ検討中で、待ってほしいとのこと。期限をお尋ねすると「9月10日までに」とのことでした。関連するブログ記事には、一定の配慮のつもりで「9月中旬までには何らかの連絡」と記載していました。

これまでに、町有地に町がU字溝設置し、現状破損があること、勾配が足りていない、などは爺、役場上下水道室とも齟齬がない状態です。お盆のころに電話でいただいた返答に、U字溝は「青線のようなもの」との旨のお役所用語に爺の「はてなランプ」が点灯しました。8月30日、役場再訪時、総務課を訪ねたのは、本当に青線なのか、ということを確認するためでした。しかし、この日には直接の担当者不在で代理する2名の総務課職員と、生活排水路に関係するということから上下水道室職員1名の計3名で応対いただきました。「青線のようなもの」の表現は直接関係の深い上下水道職員によって取り消されました。この結果、爺がこの記事で書いているように、町有地に町がU字溝を設置したという、基本的位置づけは確定したと理解しました。次の問題が、勾配です。破損個所を修復したとしてもこの問題は解決されません。いうなら勾配の足りない現状を役場がヨシとするのか、と。これについても、町の見解を求めました。勾配が確保できないのに工事はできそうもない、という意味合いの返答でした。

このU字溝が設置された15年ほど前、工事に関して爺は役場から相談や報告を一切受けておらず、ある日行ってみたらできていた代物です。しかし、工事も完了しており、経過を見る必要もあるかということで、結果的に15年ほど様子を見てきたわけです。今年3月からほぼ毎週通うようになり、寝泊りもし、降雨にも遭遇し排水が悪いので、件のU字溝周辺を草刈りするなどして様子を見てきました。

昨日(26日)、役場の案内窓口に用件を伝え、総務課に案内いただきました。担当者は、一連の経過について報告を受けておらず、最初の返答は公的な記録の範囲でした。件の土地について、特別に管理等するようなことになって無いとの旨の返事でした。したがって、「管理」そのものの考え方から、改めてお尋ねするほかありません。あわせて、総務課担当職員からも「青線のようなもの」との旨の話がありました。あれ? 8月30日時点では、上下水道室職員から結果的に否定されたはずだが、やはり連携できてないのか…、と爺の内心の感想。

役場は、維持管理は現地まかせ、という立場です。農村地帯で稲作期の水田用水を軸に水路が作られている経過、2005年3月末に地方分権法で「青線」水路、「赤線」里道(土地)の管理が町に譲与されたこと、などから結果的に、地元慣行まかせで積極的な管理が行われてこなかった、ひとつの結果が現れていると見ることができます。しかし、問題のU字溝は、青線ではありません。2005年4月、地方分権法で基礎自治体に譲与された水路でもありません。それ以後、町の判断で町有地に設けた設備です。農業用途の水路でもありませんので、地元の水利権者も管理対象としては認識してないものと思います。

少しそれますが、過疎化、高齢化などによる人手不足の現実があります。これまで、集落や町内会の道路わきの雑草刈り、水路掃除などができにくくなっています。そこで、役所に何とかしほしいという根拠になっているのが、どこのものか、という「そもそも論」です。私有地であれば所有者が「管理」します。すると、公有地も同様であろうかと。2014年に、爺宅の裏手の「用悪水路」について尋ねたところ、次のようなことがわかりました。役場から現地水利権者に管理を任せているとの役場の言い分です。一方の当事者になるであろう「生産組合」側は維持管理しているわけではない、との主張です。役場から補助金が出ているにもかかわらず、ですけどね。また、情報公開請求に対し、水利権、管理に関する文書などはないと町からの正式な回答でした。

役所が言う「管理」とは…。

町有地に町が設けたU字溝は何物かという話です。今回訪問時、総務課職員も「青線のようなもの」…、そのような口ぶりでした。管理は地元まかせ、という流れのはなし…。いかんですね…爺的には納得しがたいお話です。そもそも「ようなもの」ってナニ?

ということで、国がよく言う「管理」とりわけ、地方分権法案のころ盛んだったそれをお話ししました。「管理」は「財産管理」「機能管理」の2種類。お上の見方なので基礎自治体職員も飲み込みやすいと考えました。それに基づくと、町有地の町が設けたU字溝は、どういうたぐいの「管理」をすべきか、お尋ねしました。「現地を見ないと」との旨のご返答でした。あ~やはり、経過を知らされてないんだと…爺の内心。この「管理」の捉え方が定まらないと糸口ないのだろうと。ここで話が行ったり来たり、それで、8月からのこと、これ以前のことなどもお伝えしました。

ここで、経過を少し飲み込めたのか、上下水道室に確認に行ったようです。つづく…。